あんの日々是好日

牡羊座気質満載な30代。地方暮らしでも学びつづけて暮らしたい。東北在住の2児の母。産休中。

保育園に預けるのは悪じゃない

10ヶ月から保育園に預けて職場復帰しました。
自分は専業主婦の母に育てられ、幼稚園に通った人間なので、
保育園に預けるのはかわいそうだと思ってました。
子どもが小さいうちから、子ども預けて働く親に対しても、無意識に偏見がありました。
子どもよりもお金をとるなんて、って思っていました。

でも実際は・・・そんな簡単な話ではないんですね。
私自身も、職場の都合や経済的な事情もあり、保育園を利用することになりました。
保育園に預けるにあたって、保育園選びから煩雑な手続き、
子どもと離れる寂しさなど、様々なことと一つずつ向き合いました。
保育園の力を借りて子育てする、ということは、決して手抜きをしてるとか、子育てを軽くみてるとか、
そういうことではないんだとしみじみとわかりました。

実際に保育園に預けてみたら、
保育園は思っていたほど悪いところではありませんでした。
子どもにとっても私にとっても、味方になってくれる頼もしい存在でした。
保育士さんたちには本当に感謝しています。
保育士さんたちのおかげで、毎日働きにいけて、子どもも元気で過ごせています。

私の場合、第一子で他人に預けるという経験が全くなかったので、
保育園選びのポイントや、保育園の監査結果等を調べまくって、
可能な限り子どもにとってベストと思える保育園に応募。
幸い第一希望の入園することができました(4月入所にしたおかげでしょうか)。

特別なポリシーがある園ではなく、いわゆるフツーの認可保育園です。
でも、園の雰囲気が明るくて、先生たちがよく声がけをしてくれて、
ここなら子どもを安心して預けられると思える園です。

10ヶ月の育休中、子どもと水要らずで過ごし、とても幸せだったけれど、
初めての子育てでわからないことも多く、
コロナのせいで気軽に子育てサークルなどにも参加できなかったので、
社会との断絶感・孤独感はありました。

職場復帰してからは、保育園が家庭でも職場でもない第三の場所になりました。
保育園の送り迎えで、同じように子育て中のお父さん・お母さんと挨拶しあう、保育士さんと他愛もない話をする、
そのことがすごく自分にとっていい息抜きになっていることに気づきました。
ゆるーくつながっていく感じが心強いのです。

そもそも、子どもにとっても、同じような年齢の子どもと触れあうことは悪いことではないはず。

これは意外だったのですが、保育園児のような小さな子どもでも、
0歳の赤ちゃんをみて、可愛い!という反応をしてくれること。
大きいお兄さんお姉さんに可愛がってもらえることも、保育園ならではだと思います。
小さいうちから沢山の人に関心をもってもらえるのは、発達上いい影響を与えてくれそうですよね。

児童精神科医佐々木正美先生はすごく良い本を沢山書いています。
こちらの本の中で、すごく参考になったのは、心の栄養のお話です。

どんなに親が適切に子育てしているつもりでも、
子どもの人格の一部分しか育てられないと佐々木先生は言っています。
三大栄養素に例えてみれば、親の愛情・心遣いをタンパク質だとすると、
デンプンや脂質の役割は祖父母や近所の人、友人など、親以外の人が果たします。
また、三大栄養素の他に、ビタミンやミネラルも必要です。
親がタンパク質を与えながら、他の栄養素は周りの人に頼る必要があり、
そうすることで子どもの心の栄養が満たされて健康になる、ということなんだそうです。

もちろん親の愛情が足りているという前提の上ではありますが、
子どもの社会的な広がりを作るという点で、
保育園というのは子どもにとって新たな栄養素になるのだと思います。

だからもし、過去の私のように、保育園に預けなきゃいけないけど、
預けることに対して積極的になれないと感じているお母さん・お父さんがいたら、
ぜひ怖がりすぎずに、保育園の力を借りてみましょう!と言いたいです。

大好きな子どもと離れることに最初はすごく抵抗感を感じる方もいると思います。
入園前の預かり保育のとき、子どもは全然平気だったのですが、
私はすごく寂しくて、初日は一人でおんおん泣きました。
後日保育士さんと話をしたら、
保育士さんも初めて自分の子どもを預けて仕事に行ったとき、車の中で泣いたと言っていました。
みんなそういうものだよ、と。

子育ては周りの力を借りないとできないといいますが、本当にそうだと思います。
人の力は大きな支えになります。
それは子どものためでもあるし、親の心身の健康のためでもあります。
親が健康なら、子育ても楽しめるし、親が良い状況ならば子どもも安心できます。
私は人に頼るのが苦手なのですが、子どもが生まれてからは、人に頼るということを少しずつ学んでいます。

保育園を味方につけて、心身のバランスを保ちながら、楽しく子育てしていきたいですね。

離乳食作りに魚屋を利用したら、メリット満載だった

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こんにちは。

あんです。

 

離乳食を作るようになって、週一で近所の魚屋に通っています。

お食い初めの鯛を用意してもらったご縁で、

離乳食用や大人用の魚を買うようになりました。

 

最初は、「専門店だから高いんじゃないの?」とか、

「魚の種類もよくわからないし、どうやって買えばいいの?」とか

ビクビクしていました(笑)

 

確かにスーパーで買うより高いものもありますが、相談すれば安いものもあります。

 

魚の種類がわからなくても、「焼き魚がしたい」などとざっくりと持ちかければ、

おすすめを教えてくれるので、全く問題ありませんでした。

 

むしろ魚屋で買い物するようになって、

払った金額以上のメリットがあると感じたので、シェアしたいと思います。

 

メリット1、専門店ならではの柔軟なサービス

 

私が行っている魚屋では無料で切り身にしてくれたり、骨取りまでしてくれます。

 

離乳食初期によく使う真鯛なんかも、

加熱すれば良いだけの状態に処理してくれるので、かなり手間を節約できます。

 

普段魚をさばき慣れない私には、とってもありがたいサービス。

 

一応小骨が残ってないか確認しますが、

プロの仕事なので自分でやるよりもはるかに信用できます(笑)

 

また、しらすも使う分だけ量り売りしてくれるので、冷凍庫で場所を取りません。

 

保育園とも取引してる魚屋なので、とりわけ理解があるのかもしれませんが、

他にも様々なお客様のニーズに答えているようです(一人暮らしの高齢のお客さんに配達したりとか)。

 

そして、日持ちのしないシビアな商材でガチンコ勝負してるだけあって、

やはり鮮度が違います。

 

スーパーで半額になった刺身を何度も買うよりも、

回数を減らして専門店でお刺身を買ったほうが、圧倒的に満足度が高まります。

 

それに、顔馴染みになればおまけしてくれたりします。

 

トータル的に見て、決して高い買い物ではないな、と思うのです。

 

メリット2、育児疲れをリフレッシュできる

 

そもそも小さい子がいると家の中にこもりがちになるものだと思いますが、

コロナ禍でさらに外出が難しくなりました。

 

今は育休中な上、夫は夜にならないと帰ってきません。

 

そうすると、夜まで子どもと2人で会話。

 

会話といっても実際は、

まだ喋れない子ども相手にひたすら一人で喋り続けることになります(笑)

 

しかも、夫は冬にめちゃくちゃ忙しい仕事なので、

土日も含めて基本毎日出勤です(たまに半日上がりはありますが)。

 

そんな日が続くと、だんだん大人と話したくなってきます。

 

例えどんなに子どもを愛していても、家こもりが好きだった私でも…しんどい…😭

 

そんなとき、魚の買い出しがてら顔馴染みの店主とたわいもないおしゃべりをする、

たったそれだけのことだけで随分と気持ちが晴れ晴れするのです。

 

専門店ならよほどの有名店でないかぎりは、

スーパーに比べて密を避けられる可能性が高いので、

子連れで行っても幾分かは安心な気がします。

 

それに、食料の買い出しなので、

外出自粛しなきゃいけない気持ちと外出したい気持ちの折り合いもつけやすいです。

 

コロナ禍で育児イベントなどが軒並み中止になる中、

ガス抜きできる機会も少なくて、その上ワンオペだったりすると、

メンタル的に相当追い込まれます…。

 

でも、ママが元気でいることが育児には何よりも大切。

 

息詰まりそうなとき、何度救われたかわかりません。

 

生活必需品の買い出しをする行きつけの店があると、

子育てママの大きな支えになります。

 

メリット3、地元経済に貢献して、個人商店という地域の財産を守れる

 

コロナ禍で移動自粛が求められる中、地産地消の重要性が増しているように思います。

 

個人商店で買い物することで、地域経済を回すことに繋がります。

 

例え小さな買い物でも、

地域に住む人が意識してお金を落とせば、

巡り巡って自分の住む地域が豊かになります。

 

それってすごくワクワクしませんか。

 

もちろん、コンビニやスーパーでの買い物は一度に色んなものが買えるので、

便利だし効率的です。

 

私も新商品が並んでるカラフルな棚を見ると、物珍しくて楽しいなと感じます。

 

でも、コンビニやスーパーでの買い物は基本的に物との対話なので、

なんとなく物足りなく感じるときがあります。

 

専門店はコミュニケーションして買い物するので、

品物以上に豊かなものを得たような気持ちになるのです。

 

以前は専門店特有の対面式の買い物がめんどくさいなと感じるときもありました。

 

今もそういう時がまったくないわけではありませんが、

ソーシャルディスタンスを保たなければいけない今、

改めて心の距離の大切さ、そのありがたさが身にしみます。

 

個人商店は単に物を提供する以上の場所で、

地域にとってなくてはならない拠り所だと思います。

 

だから、これからも無理のない範囲で応援し、

お世話になっていきたいなと思っています。

 

 

お読みいただいてありがとうございました。

 

 

断捨離品を1週間寝かせてみてわかったこと

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こんにちは。

あんです。

 

大雪の影響で慌ただしく、しばらくブログから離れていました。

道路は除雪が追いついていないし、まだまだ日常通りとは言えないのですが、

我が家もできる限り不要不急の外出を避けつつ、なんとか生活を回しています。

 

そして今日は、久しぶりに穏やかな晴天。

冬の晴天は本当にすがすがしいですね。

雪国はどんよりした天気が多いせいか、

どうしても気分が塞ぎがちになってしまいます。

ふとした晴れ間の恩恵でリフレッシュできるからこそ、

長い冬を乗り越えていける気がします。

 

そんな天気に後押しされるようにして、

一週間前に断捨離したものをゴミに出しました。

 

先日の断捨離についてはこちら↓ 

anbreathe.hatenablog.com

 

CD、DVDは20Lゴミ袋×2、日記・手帳は10Lゴミ袋×1を断捨離しました。 

 

大分勢いづいて断捨離したので、宅配買取りした分を除いて、

ゴミに出す分は少し寝かせておいたのでした。

 

(以前、まだ断捨離する段階でないものをゴミに出して後悔し、

慌てて家に連れ戻したことがあったのです。)

 

取り出したのは思い出深いDVD数枚のみ。

後は当初の判断通りに断捨離品となりました。

 

寝かしながら改めて冷静になってみると、

改めて自分の内面が見えてきました。

 

CD、DVD類は海外で手に入れたものが多いため、

「コロナ禍の現状でまた手に入れるのは難しいのでは?

バックアップをとろうかな?」と思いかけました。

でも、もし仮にバックアップをとったとしてもいつ使うかわからない・・・。

それに、バックアップを取る時間や労力をかける気力も湧いてこなかったので、

やはりそれまでのモノだったと判断し、お役目終了となりました。

 

日記類でもう一度見返したいと思ったのは、プロポーズされた日の日記です。

子育てに追われる日々の中で、なかなか夫とじっくり過ごす時間が取れなくなったので、

当時の新鮮な気持ちをもう一度追体験したいなと感じたのです。

でも、育児や家事、予想外の大雪という出来事に追われる忙しさの中で、

見返すことはありませんでした。

 

プロポーズされた日は嬉しかったし、ずっと忘れることはない大切な思い出です。

でも、夫と子どもとの新しい生活が今、目の前にある。

ブロポーズされたとき以上の幸せを得られたのだから、

それで十分だと思い直しました。

 

不思議なことに、あんなに捨てられないと思っていた日記だけど、

プロポーズの日以外の日記は、じっくり読み返したいとさえ思いませんでした。

 

本当に大切な思い出は日記がなくても覚えているし、

日記を見ないと思い出せないような出来事は、あえて思い出す必要もないと気づきました。

 

大切なプロポーズの思い出もそれ以外の様々な出来事も、過去は過去。

今の私に前向きなエネルギーを与えてくれるものではなくなったならば、

手放しても良いなと納得できました。

  

過去の大切だったはずのものたちがゴミ袋に入り、

「ゴミ」になっている事実を日々目の当たりにしているうちに、

なんだかメンタルが不安定になってきました。

親のせいで自分のキャリアを捨てたという恨みがましい気持ちや、

未来に対する無力感が襲ってきました。

 

でも今日、意を決して、自分の手でこれらのものをゴミ捨て場に持っていったとき、

再び自分の心の中にすがすがしいものが流れ込んできました。

 

環境のせいにして未来を諦めることは、親がしてきたことと同じ。

自分の未来を自分の手で切り開くことを放棄してはいけない。

 

モノが未来へ進もうとする私を縛り付けていたように思います。

でも、それは今の私がこのモノたちを活かしきれていなかったからで、モノたちに罪はなく、

関係性が切れてしまっただけの話。

むしろ、関係性が終わった後もずるずるとモノたちを縛り付けていたのは私のほう?

だとしたら、モノたちに申し訳ないことをしてしまったなとさえ思えてきました。

だから、過去に私の役に立ってくれたモノたち一つ一つに感謝を込めて、手放しました。

 

無事に回収が終わったのを見届けると、切なくて、自然と涙がこぼれました。

でも、後悔はありません。

 

今までのしがらみを一度リセットしたいという自分の思いを大切にして良かった。

私は自分の手で過去にけりをつけて、前に進むことができると、少し自信がつきました。

 

今日の「ウチ断捨離しました!」最新話で、やましたさんの言葉が刺さりました。

「断捨離は破壊と創造」

「破壊したらこそ新しい人生を創造できる」

 

破壊することはしんどいけど、私は新しい人生を創造してるんだと信じながら、断捨離を続けていきます。

 

お読みいただいてありがとうございました。

野田琺瑯とWECKで作る十倍粥

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こんにちは。

あんです。

 

プラスチックフリーな生活を心がけている我が家では、

ベビー用品もなるべくプラスチックフリーを目指しています。

 

7ヶ月になる赤ちゃんがいる我が家では、離乳食真っ最中。

うちでは元々家にあった野田琺瑯とWECKを使って、十倍粥を作っています。

 

直火にかけられる野田琺瑯は鍋代わりとして愛用していたのですが、

離乳食作りにも活躍してくれます。

 

育児本によって十倍粥の作り方も違うので悩みました・・・。

試行錯誤の末、うちの十倍粥はこんな感じ。

 

■十倍粥(ゴックン期、6食分)

1,白米大さじ2と水300mlを野田琺瑯にいれて、火にかけます。

2,沸騰したら、ずらして蓋をし、約10分弱火にかける。

3,その後、火を消し、蓋をして20~30分置く。

4,WECKに6等分にして分ける。

5,すぐに食べない分は粗熱を取って冷凍。

 

レクタングル深型Mは ゴックン期の十倍粥作りにちょうど良い大きさ。

 

少しお値段は高くなりますが、

鍋代わりに使うことを考えると、琺瑯蓋のものがオススメです。

 

 

WECKは色々サイズがあるので迷いますね。

初期はほんのちょっとしか食べないので、一番小さいサイズでもいいと思います。

(手のひらサイズのWECKはほんとに可愛い!)

ただ、徐々に量が増えていくことや、

冷蔵庫内でスタッキングできる(意外と重要!)ことを考えると、

このタイプが使いやすい気がします。

 

※私は廃盤商品のWE-740を使用していますが、ほとんど容量は変わらないようです。

 

www.weck.jp

 

琺瑯は傷が付きにくいですし、WECKは煮沸消毒もできるので衛生的にも◎

まだ試したことないのですが、WECKは脱気すれば外出用の離乳食の入れ物にもなりますね。

 

食べるときに一食ずつレンジで加熱して、すりこぎですりつぶします。

様子を見ながら水を加え、ちょうどいい固さに調節します。

これくらいの量なら、都度すりつぶすのもそれほど手間になりません。

 

陶器製のすり鉢。

深めなのですりつぶしやすいです。

 

貝印 KAI すり鉢 SELECT100 ミニ 日本製 DH3020

貝印 KAI すり鉢 SELECT100 ミニ 日本製 DH3020

  • メディア: ホーム&キッチン
 

 

お米から炊いたお粥を食べさせてあげたいと思いつつ、

毎食作るのは時間・手間的に厳しいので、この折衷案に落ち着きました。

3日分くらいなら衛生的にも問題ないでしょうし、

味が落ちることもない気がします。

 

うちの子は来週からモグモグ期の予定なので食べる量が増えてきました。

上記の分量だと完食することもあります。

レクタングル深型Mで増量して作るか、あるいは深型Lで作るか考え中。

ちょうど良いやり方が見つかったら、また記事にしようと思います。

 

お読みいただいてありがとうございました。

 

 

 


 

CDやDVDを断捨離したら、棚が呼吸できた

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こんにちは。

あんです。

 

昨日、CDやDVDの断捨離をしました。

職業柄集めていたものが多く、ずっと手放せずにいましたが、

本当に好きなものだけ残しました。

 

私は断捨離する時、エコの観点からなるべく捨てないように気を付けています。

売れそうなものはよくこちらを利用して買取りしてもらってます。

当日15時までの申し込みなら即日引き取りしてくれるので、すごくオススメ。

今まで何度お世話になったかわかりません。

スマホで一度登録すると、二回目以降は身分証明の必要がないのもミソ。

身分証明書をコピーして同封して、って意外と面倒なんですよね・・・。

特に小さい子が居たりすると、

コンビニにコピーしに行くのすら大仕事になってしまうと思うので、

子育て中で断捨離してる方には是非オススメしたいです。

 

www.valuebooks.jp

 

断捨離の結果、CDラックが半分以下に減りました。

積み上げていたものは、断捨離流に空間を活かしてパラリと配置。

 

本当に不思議だけど、たったそれだけで棚が甦りました。

ビフォーアフターを写真に収めて比較してみたのですが、

ビフォー写真を見ると、

棚にギチギチに詰まったCDが苦しそうにしていることに初めて気付きました。

 

そしてギチギチに詰まった棚は、私自身だった・・・。

好きだと思って買ったのにあまり聴いていないもの、

いつかは役に立つと思って持っていたけれど数年来一度も聴いていないもの。

もっと悲しいのは、封すら開けていなかったものもありました。

 

今ならわかります。

明らかにキャパオーバーだったのだと。

 

資料として役に立つか立たないかではなく、自分が使いたいか使いたくないか。

その視点が欠けていました。

 

捨てるのが申し訳ない気がしてモノに引きずられて、

過去への執着や未来の不安にさいなまれてため込んでいました。

 

でも、未来に進むとき、すべてのモノは連れて行けない。

もう誰に遠慮することもないと気づき、自分が本当に大好きなモノだけ残しました。

 

夫は断捨離後を見て、「棚が呼吸してる」と言ってくれました。

本当にその通りだと思いました。

選び抜いたモノが余裕を持って並んでいる姿を見てやっと、

そのモノたちを大事に出来たと安堵しました。

大事なモノをただ棚に押し込んで、

本当の意味で大事に出来ていなかった自分を後ろめたく感じていましたが、

その思いからも解放されました。

棚を見て、ふーっと息がつけるようになりました。

もう、ビフォーには戻りたくありません。

 

モノに寿命はないと思っていたけど、違いました。

ろくに使わないままケアもせず、ホコリをかぶったまま放置すれば、

生鮮食品と同じように劣化し、淀んだ空気を発します。

だから、お役目が終了したものがあれば、

なるべくため込むことなく手放し、

常にモノを循環させていきたいなと思います。

 

お読みいただいてありがとうございました。

今日からブログを始めてみます。

こんにちは。

地方在住の一児の母、あんです。

断捨離や子育て、エコライフなどを綴るブログです。

もしかしたら、色々と脱線するかもしれません。

頑張らずに楽しく続けてみようと思います。

よろしくお願いします。