断捨離品を1週間寝かせてみてわかったこと
こんにちは。
あんです。
大雪の影響で慌ただしく、しばらくブログから離れていました。
道路は除雪が追いついていないし、まだまだ日常通りとは言えないのですが、
我が家もできる限り不要不急の外出を避けつつ、なんとか生活を回しています。
そして今日は、久しぶりに穏やかな晴天。
冬の晴天は本当にすがすがしいですね。
雪国はどんよりした天気が多いせいか、
どうしても気分が塞ぎがちになってしまいます。
ふとした晴れ間の恩恵でリフレッシュできるからこそ、
長い冬を乗り越えていける気がします。
そんな天気に後押しされるようにして、
一週間前に断捨離したものをゴミに出しました。
先日の断捨離についてはこちら↓
CD、DVDは20Lゴミ袋×2、日記・手帳は10Lゴミ袋×1を断捨離しました。
大分勢いづいて断捨離したので、宅配買取りした分を除いて、
ゴミに出す分は少し寝かせておいたのでした。
(以前、まだ断捨離する段階でないものをゴミに出して後悔し、
慌てて家に連れ戻したことがあったのです。)
取り出したのは思い出深いDVD数枚のみ。
後は当初の判断通りに断捨離品となりました。
寝かしながら改めて冷静になってみると、
改めて自分の内面が見えてきました。
CD、DVD類は海外で手に入れたものが多いため、
「コロナ禍の現状でまた手に入れるのは難しいのでは?
バックアップをとろうかな?」と思いかけました。
でも、もし仮にバックアップをとったとしてもいつ使うかわからない・・・。
それに、バックアップを取る時間や労力をかける気力も湧いてこなかったので、
やはりそれまでのモノだったと判断し、お役目終了となりました。
日記類でもう一度見返したいと思ったのは、プロポーズされた日の日記です。
子育てに追われる日々の中で、なかなか夫とじっくり過ごす時間が取れなくなったので、
当時の新鮮な気持ちをもう一度追体験したいなと感じたのです。
でも、育児や家事、予想外の大雪という出来事に追われる忙しさの中で、
見返すことはありませんでした。
プロポーズされた日は嬉しかったし、ずっと忘れることはない大切な思い出です。
でも、夫と子どもとの新しい生活が今、目の前にある。
ブロポーズされたとき以上の幸せを得られたのだから、
それで十分だと思い直しました。
不思議なことに、あんなに捨てられないと思っていた日記だけど、
プロポーズの日以外の日記は、じっくり読み返したいとさえ思いませんでした。
本当に大切な思い出は日記がなくても覚えているし、
日記を見ないと思い出せないような出来事は、あえて思い出す必要もないと気づきました。
大切なプロポーズの思い出もそれ以外の様々な出来事も、過去は過去。
今の私に前向きなエネルギーを与えてくれるものではなくなったならば、
手放しても良いなと納得できました。
過去の大切だったはずのものたちがゴミ袋に入り、
「ゴミ」になっている事実を日々目の当たりにしているうちに、
なんだかメンタルが不安定になってきました。
親のせいで自分のキャリアを捨てたという恨みがましい気持ちや、
未来に対する無力感が襲ってきました。
でも今日、意を決して、自分の手でこれらのものをゴミ捨て場に持っていったとき、
再び自分の心の中にすがすがしいものが流れ込んできました。
環境のせいにして未来を諦めることは、親がしてきたことと同じ。
自分の未来を自分の手で切り開くことを放棄してはいけない。
モノが未来へ進もうとする私を縛り付けていたように思います。
でも、それは今の私がこのモノたちを活かしきれていなかったからで、モノたちに罪はなく、
関係性が切れてしまっただけの話。
むしろ、関係性が終わった後もずるずるとモノたちを縛り付けていたのは私のほう?
だとしたら、モノたちに申し訳ないことをしてしまったなとさえ思えてきました。
だから、過去に私の役に立ってくれたモノたち一つ一つに感謝を込めて、手放しました。
無事に回収が終わったのを見届けると、切なくて、自然と涙がこぼれました。
でも、後悔はありません。
今までのしがらみを一度リセットしたいという自分の思いを大切にして良かった。
私は自分の手で過去にけりをつけて、前に進むことができると、少し自信がつきました。
今日の「ウチ断捨離しました!」最新話で、やましたさんの言葉が刺さりました。
「断捨離は破壊と創造」
「破壊したらこそ新しい人生を創造できる」
破壊することはしんどいけど、私は新しい人生を創造してるんだと信じながら、断捨離を続けていきます。
お読みいただいてありがとうございました。